夫婦のみなら直間で広く使う手が有効
賃貸住宅として2K以上の間取りでは、直間と呼ばれる縦長の部屋は使い方により各家庭で印象が大きく変わります。なぜなら、複数の部屋を移動する際に真ん中の部屋を通らないと端の部屋までたどり着けないので、家族内でもプライベート空間が必要となる場合には使いづらいからです。一方、夫婦のみや子供が未就学児程度ならば、襖や扉を開け放って大きな1部屋として使えるメリットが直間の間取りにはあります。
思春期を迎える子供がいるなら振り分けにする
ルームシェアや思春期を迎える子供がいる場合には、振り分けと呼ばれる各部屋の出入り口が個別となっているタイプが望ましいです。家族内であってもプライベート空間を確保しやすい振り分けタイプならば、生活時間に多少ズレが出ても遠慮しすぎない程度に自室を使えます。特に受験勉強で深夜まで頑張りたいと考えている子供がいる世帯では、賃貸物件選びの条件として子供部屋を振り分けタイプで確保していることが望ましいです。
収納は各部屋に対して必要量が用意されているのか確認
賃貸物件選びで間取りを確認する際には、収納が各部屋の大きさに対して必要量を確保できているのか確認する必要があります。直間ならば開け放った部屋のどちらかに収納スペースが大きく確保してあれば問題ありませんが、振り分けタイプでは各部屋に収納スペースが無いと荷物を室内に出しっぱなしとなりかねません。部屋数が限られている賃貸物件で室内を荷物に占領されている空間が出てしまうことは、残念ながら無駄な空間の使い方です。そこで、収納は各部屋を使う人が不自由に感じない程度確保されていることを事前にチェックする必要があります。
札幌東区の賃貸物件は用途を問わず、家賃が割高になっています。東区は再開発が進み、新築物件が増加しているのが主な理由です。また、人口の増加も家賃の高額化を引き起こしています。